当院の3つの特徴
- 当院は神戸トアロードというアクセスのよい立地にあり、また、お勤め帰りにも通えるよう19時まで診療をしています。落ち着いた色調のゆとりある空間で皆様をお迎えいたします。
- 当院の医師はこれまで、神戸大学医学部附属病院病棟医長として、また神戸大学保健管理センター「こころの健康相談」の責任者として、精神科専門医の臨床経験を積んできています。すべてのライフサイクルの精神疾患に対応しますが、思春期・青年期の精神医学的諸問題や働く人のメンタルヘルスにより専門性を有しています。
- 当院の医師は日本精神分析協会の候補生として、10年以上にわたる系統的な精神療法の訓練を受けています。したがって、画一的な精神医学的診断から投薬を選択していく治療とは違い、その人独自の心の声を聞き分けるきめ細かなアプローチを取ろうとします。単に症状を取り去るだけではなく、あなたの心が生き生きと交流し、自由になれるように援助しようと努めます。
カウンセリング、心理療法、精神療法をご希望の方へ
カウンセリングは、こころの専門家が傾聴・共感・支持を中心として行うセラピーの総称と言ってよいでしょう。こうしたセラピーを臨床心理士が行えば心理療法と呼び、精神科医が行えば精神療法と呼び慣わしています。当院では医師がこのようなセラピーを担当するので「精神療法」という呼称になりますが、二種類の精神療法を提供いたします。
支持的精神療法
外来診療の中で、医師があなたの心の声に耳を傾け、理解し、困難な状況から抜けだせるよう共に考えます。支持的精神療法は診断と治療のすべてのベースとなり、1錠のお薬の選択もこの精神療法のプロセスの中で行われます。
精神分析的精神療法
あなたの悩み・苦しみ・痛みが生育歴や家族歴、人となりの形成過程に深く根ざしている場合には、1回50分、週に1〜3回の精神分析的精神療法が用意されています。詳細は精神療法のページをご覧下さい。
院内のご紹介
待合室落ちついた色調のゆとりある空間で皆様をお迎えします。 |
ティーサービス緑茶やジャスミンティーなどを揃えております。待ち時間に自由にお飲みください。 |
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診察室リラックスして話ができるよう、落ちついた空間でお待ちしております。 |
カウンセリングルーム臨床心理士が心理検査や心理療法を行うための部屋です。 |
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カウチ週複数回の精神分析的精神療法の際に使う寝椅子です。 |
セミナールーム精神科医・臨床心理士・臨床心理系大学院生向けに定期的に勉強会などを開催しております。 |
自立支援医療制度について
自立支援医療制度は、精神疾患(てんかんを含みます)を持ち、継続して通院治療を受ける必要がある方のために、通院医療費の自己負担分を3割から1割に軽減する制度です。
申請に必要なもの
- 申請書(お住まいの地域の市役所等の担当窓口にお問い合わせください)
- 自立支援医療診断書(当院でご用意できます)
- 健康保険証のコピー
- 市区町村民税課税証明書など、世帯の課税状況が証明できるもの
- 認印
申請先
お住まいの地域の担当窓口。神戸市では区役所のあんしんすこやか係。
更新の手続き
有効期間は1年ですが、有効期間を延長する場合(更新)は期間満了の3カ月前から手続きが可能です。なお、自立支援医療診断書の更新は2年に1回必要で、診断書料(3,000円)は申請者の負担となります。